東日本縦断〜岩手〜青森〜
2018年6月26日、4日目の朝を気仙沼で迎える。
着いた時は暗くて全貌がよく見えていなかったが、随分可愛いところに泊まってしまった。
奥に見える緑色の建物が前日に語り明かしたロッジ。
外で歯を磨いているとオーナーの伊藤さんも出てきてまた色々と話をする。
じきに伊藤さんの彼女さんも帰ってきて3人で話し込む。
伊藤さんが冷蔵庫から謎の物体を取り出してきた。
本当に初めて見たので全然分からなかったがホヤだという。うん、食べたことはある。でも見たのは初めてだ。
さばいて味見させてくれた。
苦味もあり甘みもありコクもあり。。。これを初めて食べようと思った人は偉大だなあと思った。
何だかんだとお昼を回ってしまったので流石に出発することにした。この日はロングドライブなのだ。
お世話になった森のコテージを後にし、向かうは青森県。
海沿いを行っても良かったのだが防波堤ばかりで望んだ景色は見られないと伊藤さんから聞いていたので内地側を通ることにした。
出発をしてすぐにこの旅2度目のガソリン給油。4000円ほど。
車を走らせ始めるとすぐに「ここまで浸水地域」の看板にいくつも出くわした。
時間的に奇跡の一本松へは寄らずに追悼施設へ。
中に人は誰もいなかったのでゆっくりと館内を見回った。
当時の状況から復興の状況まで小一時間ほど勉強した後、黙祷を行い出発。
沢山のことを思い、考えた2日間だった。
宮城県、岩手県の今を目の当たりにしてとても良い勉強になった。
この時感じた想いを胸に自分の人生を生きようと再決心した。
そしてまた来るのだろうなと思った。
陸前高田から車を走らせること2時間。盛岡着。
同じ県内なのでそんな遠くないだろうと勝手に思っていたが思いの外時間がかかった。
かなりお腹が空いていたので冷麺屋を調べ向かった。
市街地からは離れていてかなりレトロだが味は抜群とネットで書いてあったもりしげさんに来た。
喫茶店のような入り口。
レトロというかひと昔の中国感が凄かった。ひと昔前の中国行ったことないけど。
牛骨ベースの出汁が効いていて爆裂美味かった。
ツボに入っているキムチを冷麺の中に入れて自分で辛さが調整できるとことも良かった。
食べ終わり、この日の目的地まで八戸までひた走る。
山道ということもあり、やたらと長く感じた八戸までの道中。一戸、二戸とかなりの戸を経て八戸へ。まずホテルへ。
普通のビジネスホテル。
楽天トラベルの割引を使って3000円で宿泊。この4日間の宿泊料の合計は1万くらいで済んだ。
八戸が誇る飲屋街がホテルから近かったのでコンビニで発泡酒を買い、飲み歩きながら向かう。
みろく横丁。
雰囲気満点。
こういう所は1人じゃなくて知り合いと来た方がも面白いよね。
缶チューハイを追加しながら飲屋街を歩き回る。1人ならではの楽しみ方。
長距離運転の後の酒は何にせよ美味い。
眠くなって来たので小一時間ほどでホテルに戻る。
マツコの知らない世界で札幌の美味しいラーメン屋の情報を得てダラダラ動画とかを観て寝た。
4日目終了。走行距離227キロ。