京都備忘録③
前回の続きから。
京都二日目、祇園へ移動した俺は軽くぶらついた後
京都の大学院に通う幼馴染に会い行くべく北野天満宮にバスで向かった。
京都のバスほど慣れないものはないよなぁと案の定迷いながら到着&合流。
名物の太いうどんを食べながら量少ないねとか言っていたが、どうやら他の人の動向を見る感じ丼とセットで頼むものらしい。
生姜が良いアクセントになっていた。
小雨は降っていたが一応、北野天満宮へも。
毎度、元旦の挨拶などもそうなのだがいつからかこの手のお祈りごとに関しては「お疲れ様です」の一辺倒で押すようにしている。
こんな多くの人に頼まれて神も大変だろうから労うべきというどこかで聞いたことを健気に実行し続けている。
結局「どいつもこいつも私欲を垂れ流しているところ俺だけ労うなんてこれは何か良いことが起こっても良いのではないか」という程度の低い考えが根底にあるので報われることはないだろう。
本当に苦しんでいる人達も居るのだ。
その人達がまず救われれば良いなと本当は考えている。
これはマジだ。下心なし。
その後はまた雰囲気の良さげな喫茶店へ。
写真撮るの忘れていたが二人ともまだ腹が減っていたのでフルーツサンド等を堪能。
ここでも3時間程。お互いの話が止まらない。コーヒーもつき水のお代わりが増えてきた頃、17時から開く立ち飲み屋があるというので時間を見計らって突入。
女性が一人でやっておりとても綺麗な立ち飲み屋であった。
レモンサワーと卵焼きが抜群に美味く大満足。
結局3時間程飲み食い散らかし二人で4千円程度。コスパコスパ。
俺はそのままAirbnbで予約しておいた宿へ。
北野天満宮から出町柳までバスで移動をし、京阪本線、京阪宇治線を乗り継ぎ三室戸駅へ。
Airbnbを使うのは今回が初めてだったので少し楽しみにしながら到着。
家の前で家主に電話をし5分程待つと自転車に跨った家主が颯爽と登場。
軽く会話をしたあと部屋に案内してもらった。
簡易的なワンルームという感じだが清潔なのが良かった。
というか安宿において最も重視すべき点は清潔感があるかどうかだけな気がする。
あと騒音がどの程度か。
二階に部屋が4部屋程あり古民家といった感じ。
当然シャワー等も借りられる。
一泊素泊まりで2000円。
連休中の京都にこの値段で泊まれるだけありがたい。
幸いなことに俺が泊まった時は特に隣の部屋がうるさいとかもなく快適に過ごせた。
久しぶりに対人と濃密な話し合いをしたのでかなり疲れていたが、スーパーで買ってきた缶チューハイを片手に、土曜だったこともありその週の為替の振り返りと英語の復習をかなりざっくりとし、あとはyoutubeやabemaTV、AVを観るなどして過ごした。
どこにいてもある程度習慣化されていることはやり続けるものだなとぼんやり思ったし、iphone一台あれば如何様にも余暇を楽しむことは出来るし、何ならどこにいても一人の時間にやることは自分の部屋に居る時と大して変わらない。
動画に飽きたらkindle始め活字に触れ、活字に飽きたら動画に戻る。
合間に考え事、格好良く言えば瞑想を挟み眠気が来るのを待つ。
何事にも代えがたい幸せな時間。
どんな相手であろうと俺は人と居続けることに関して2泊3日が限界なので最低でも72時間に1回はこれを挟まないとダメなんだろうなと思う。
とか考えているうちに入眠。
二日目終了。