山田哲人になれなかった俺たち
タイトルにハっとした人だけ読んでほしい。
俺たちは俗に言う山田哲人世代だ。
大谷翔平世代とも言おう。
一個上が山田で一個下が大谷だ。
どちらもスーパースターの同世代だ。
他にもスターは沢山いるし世に出ていないだけで隠れスター、ましてや潜在的なスター候補も同世代にはわんさかいるだろう。
しかしここは山田哲人世代と言っておこう。
理由は言わずとも分かるだろう。
何故なら俺たちは山田哲人世代だから。
そう、俺たちは山田哲人世代なのだ。
そして山田哲人になれなかった大多数にいつのまにか俺たちはなっているのだ。
脱却は可能か?
勿論可能であろう。
まだまだ全てを悲観する年齢でもないという自負が俺たちにはある。
しかし俺たちは確実に山田哲人になれなかった。
それが何より俺たちを俺たちたらしめる事実なのだ。
人は個性が。。。人それぞれ。。。オンリーワンの。。。
そんな野暮なことは百も承知だ。
とにかく山田哲人になれなかったのだ。俺たちは。
一応弁解しておくが別に山田哲人本人になりたいわけじゃない。トリプルスリーを3度手中に収めかけている彼になりたいわけではない。
そういうことではない。彼には引き続き頑張って頂きたい。
ここまで読んでくれてる人の中にそんな野暮なこと言う人は居ないと思うが。
俺たち同世代の中に一人一人、それぞれの山田哲人がいる。山田哲人像が君臨するとでも言おうか。
そんな俺たち一人一人の中にある山田哲人と、時には話しながら時には共に笑い、時には共に涙を流し、時には言い合いもしながら俺たちは日々を生きている。
山田哲人になれなかった俺たちは明日も元気に生きる。
山田哲人も元気に打つ、走る、守る、生きる。
何が言いたいか分からないでしょう?
俺も分かりません。
1つ分かっていることは俺たちは山田哲人になれなかったということ。
そして今日も幸せな1日を過ごせたということ。感謝。