為替とは

為替について淡々と書くと見せかけ色々書いていく姿勢

俺もう24歳だし資本主義について学生・社会人という観点から今一度よく考えてみて自論をまとめてみた

ここ2年程マイブームであるテーマ。

 

資本主義。

 

よく聞く言葉だし一体何のなのかと漠然と思いながら生きていきた。

 

転機は2015年。

 

就職を控え正体不明の絶望に目の前が覆われていたあの頃だ。

 

それまで「学生」というレールの上をただ歩いていれば良かっただけの人生が終わりを告げようとしていた。

別に何かをしても良いし何もしなくても良かったあの時期が終わるというのが堪らなく嫌であった。

 

誰だって働きたくない。

楽して稼げるならそれに越したことはない。

一生学生で居れればどれほど楽しい人生であろうか。

 

 

逃れられない「現実」がようやく「就職」というイベントを機に間近に迫って来た。

 

 

まず不安を解消するために俺が取った行動はその漠然とした絶望感を消すために対象を深く知ろうとすることであった。

この判断は今思っても大正解であったと胸を張って言える。

 

漠然とした絶望感の正体は経験したことのない「社会」に対するものであった。

しかし「社会」と言われてもピンとこない。

そのことについて結局学生時代に分かることはなかった。

今でも理解しているとは言えないかもしれないが何となくは分かってきたつもりである。

 

 

話は戻り学生時代、ありがたいことに俺は自分のことだけに集中出来る環境にいた。

いくらでも自分の自意識と向き合うことが出来たしそれは「楽」な作業ではなかったがとても「楽しい」作業であった。

 

一生これが続けば良いなと思っていた。

いかに恵めれている職場環境であろうと自分の時間を全て自分の思うように使えることより良いことなんてないだろうと思っていた。

 

 

今でもそれは変わらない。

この後も何度も言うが誰も嫌々働きたいなんて思わない。

自分の時間を嫌なことに提供するのが好きなドMがこの世にいるのならば会ってみたい。

 

 

「好き」を仕事に。という言葉にすがりたくもなる。

それは積み重ねてきた人間のごく一部が叶えられる夢であることにも気付かず俺も例に洩れなく必死に探し続けた。

探してしばらくしてそれが無駄であることに気付くのに時間はかからなかった。

問題は「そこ」ではない。

 

 

多くのプロ野球選手は野球を楽しくないと言う。

念願の夢を叶えプロ野球選手になった途端「野球」が「仕事」に変わる。

当然「仕事」として結果を出すためにやらなければいけないことが山ほど付随してくる。

それでも結果が出るとは限らない。

と言うより望んでいた結果が出る確率の方が低い。

野球選手の平均選手寿命は29歳である。

 

勿論、プロの世界に入る程の実力の持ち主である。

そこらの人間に比べれば遥かにスイングスピードも早く、肩の力も鬼の様に強く強靭な肉体と運動能力を持ち合わせているのだ。

 

それでも彼らは特別になれない。

幼少期より誰より努力してきたであろう彼らですら「特別」にはならないのである。

大半はその後「普通」に働かなければならない。

現実は厳しい。

 

 

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京都備忘録⑥

2017/10/09(月)

四日目、最終日の朝は早めに目が覚める。

 

というのも滞在時間が1:00〜10:00と決まっていたのでそんなにゆっくり惰眠を貪るわけにもいかないなぁと何となく思っていたからである。

 

実際寝たのが1:00頃となったわけだが、8:00頃に目が覚めた。

ウトウトを繰り返しながら9:30頃にはホテルを後にした。

 

 

この日はノープラン。

人と会う予定もない。

決まっているのは22:30の京都初川越着の深夜バスに乗ること。

 

 

さて何をしようかと。

何となく行きたい所の目星は付いていたのだがいかんせんスケジュールが決まっていない。

 

ひとまず如何わしい探検へと繰り出した。

 

 

2年前も来た。

そう、あの場所がまだあるのか。

あった。店の名前は変わっていたが。あった。

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何のことか分からない人もいるであろう。それで構わない。詳しく書く気も今はない。

 

その手の同志達に連絡をしながら繰り出していく。

 

 

 

正味1時間程経っただろうか。

気付けば俺は教えてもらったたこ焼き屋にいた。

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現地人からのオススメは基本間違いない。

出来れば数人から意見を集めることが出来れば外れることはまずないだろうと思っている。

サクッと食べ終わり梅田〜新大阪の間をうろちょろ。

 

kawasetoha.hatenablog.com

 食後の散歩がてら(連日の長距離歩行により正直もう足は棒であったが)この時書いていた待ち合わせ兼レンタカー屋が分かりにくく散々迷った道程を何となく復習することに。

ああそうそう、こんな感じだったなと誰得でもない感傷に浸る。

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もうここまできたら意地である。主要駅の写真はとりあえず撮っておく。

相変わらずここら辺の駅周りはよく分からない。

既に理解する気もあまりなくとりあえず歩き回り迷子になる。

 

 

流石にもう座りたいと足が悲鳴を上げていたという理由だけで今日へ向かう電車に乗ることに。

ススキノ同様、大阪の歓楽街は夜に男友達と練り歩くのが一番正しい楽しみ方なのであろう。

 

JR京都線新快速に揺られ30分程で京都駅に。

そのまま烏丸線に乗り換え烏丸御池駅東西線に乗り継ぎ東山駅で下車する。

一つ目の行きたかった場所である青蓮院門跡に着く。

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通称「空売りの聖地」

この寺の住職が空売りを仕掛けて始めたことからその名が付いたらしい。

これを知った時から次はとりあえず行ってみようと心に決めていたのでとりあえず来た。

 

中に入る時入館料として500円。京都の寺巡りも本気でしようと思ったらバカにならない。

前にいた女子二人組が壁に描かれている絵を見て大興奮していた。

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中の和室にこのような絵が壁に描かれた作りになっており確かに綺麗だなと思ったが俺の感想はそれまで。

物事何事も対象に対する興味関心と知識量が大切である。

その女子二人組の方が俺より100億倍楽しんでいた。

 

だからと言って特に調べる気にもならなかったがとりあえず渡されたパンフレットを眺めながら何となく理解した気になる。

興味のないものを必要以上に嫌う必要もなければ、無理してまで興味を持つフリをする必要もないのだ。

 

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とりあえずここで日経平均とダウの暴落を願うことに。本当はとにかく座りたかった。

別に俺としてはどちらも触っていないのでどちらでもいいのだが、ここでドル円の暴落を願いながらユーロドルをロングすることはどうなのだろうかとどうでもいいことを考えていた。

ドル円が下がることとユーロドルが上がることはほぼイコールなのだが「空売りの聖地」で何かを買うのは如何なものかと、とにかくどうでもいいことを考えていたがここら辺の詳しい話もまた書きたくなった時に書く。

 

 

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なるほどなと。

大概この手のありがたい言葉は三歩も歩けば忘れる。

結局自分次第でありもっと言えば周りの人間関係、住環境、時間管理次第なのだ。

何の話かはさておき。

 

 

次の目的地へ向かうため1時間程で去る。

ここ青蓮院門跡から歩いてけなくもないけど。。。くらいの距離だったのでバスを使うことに一度は決めたがこの前日に西成で日和ってしまった自分に対する戒めか、歩くことにした。

割と重いリュックを背負い想像以上の坂道を歩くこと約30分。

 

辿り着いたのは南禅寺

話は戻り3年前。

当時の彼女と修学旅行以来に来た京都で欲求不満が残った俺がその半年後一人でまた来た時のことだ。

ここ南禅寺も幾つか周っている寺の一つであり当時、とにかくここで休んだのだ。

俺の記憶が正しければ歩き疲れすぎて壁に寄りかかりながら軽く寝たと思う。

そして当時大学生の俺はここで長時間休みながら何となく世を憂いていたのである。

3時間ほど居た記憶がある。

 

つまり特に何をしたわけではないが何となく居心地がよく記憶に残っている寺ということである。

 

 

前回来た時は行けなかったので今回は必ず来たいと思っていた。

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ここである。

この門に寄りかかりながら寝たなあと思いながら今回もまたここで休憩することに。

やはり居心地が良い。

居心地が良い場所と認識しているから居心地が良いのか本当に居心地が良いのかは最早分からないが夕日も合間ってとても心が安らいだ。

 

 

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南禅寺で最も有名らしい「何かの橋」

少し小高い丘から撮影しているのだがこの奥が登れる山となっており一応登ってみたが、荷物の重さと大したやる気のなさと想像以上の距離により早々に断念した。

また次回への課題が出来た。

 

 

またここでも1時間程過ごし、最後の目的地へ。

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南禅寺からバス乗り場まで歩いて15分程、川沿いの道を歩く。

 

バス停に着いても中々バスが来ず、目的地まであと歩いてあと20分程であったが足が限界であったのでバスケの休憩ポーズでバスを待っていた。

 

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着いた。

いつもこの使われてるんだか使われていないんだか分からない車達がお出迎えしてくれる。

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ここも変わらず。

 

初めてここを訪れたのは三年前。

何も変わっていない様に見えるが実際はどうなのか。

この奥にある正門にはまずコタツがあり、そこで当時留年していた山男みたいな男と話した記憶が鮮明に残っている。

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当時の内部の映像。

今回も入ったがやはり何も変わらず。

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あまり中の画像を撮るのは推奨されていないみたいなのだが部屋ではないから良いかと思って載せている。

 

いつもここに来て特に何をするわけでもないがここの雰囲気はやはり落ち着くし楽しい。

異世界なのだが懐かしい。

ここだけ時が止まっている様な、そんな場所。

取り壊しがどうのという報道が2年前は持ち上げられていたが老朽化は早急に補強し残しておいて欲しいと強く願う場所だ。

 

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特に何をするわけではないが、また性懲りも無く来たくなるんだろうなと思っている。

 

吉田寮も堪能し尽くした俺だがまだ夜行バスまで4時間程ある。

何でも出来るといえば何でも出来るがある程度気持ちを終わりに向けて準備していたので特に何がしたいとも思わず。

 

とりあえず京都駅の方へ向かうバスに乗り込み色々考える。

とある好きなバンドマンの方が旅先で映画に行くことをお勧めしていたので実行することに。

 非日常の世界から外に出ても非日常の感じがとても良いという意見を知ってからいつかしようと思っていた。

バスの中で気になっていた映画「新感染」をネット予約する。

近頃映画は席まで全部ネット予約だ。便利に頼りきっていることをひしひしと感じる。

 

京都タワーの下で下ろされ逆口に移動。

途中ドラッグストアで夜行バス用のアイマスクや耳栓等を購入し京都イオンモールの中に入っている映画館、Tジョイ京都へ。

 

18:30〜約2時間程の映画を堪能し最後の飯を摂ろうと思いおもむろに歩く。

ちなみに映画は凄く面白かった。

ゾンビ映画なるものをちゃんと観たのは初めてだったが食い入る様に観てあっという間の2時間であった。

 

何となくまた新福菜館の焼き飯が食いたくなったので向かうことに。

が、中々混んでおり夜行バスまでの時間を考えると少し微妙であったので近くのラーメン屋に入ることに。

どこにいてもラーメンばかり食っている気がする。

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店の名前は忘れてが、味はいたって普通であった。

 

少し時間に余裕を持って食べ終え外にあるベンチでしばし休憩することに。

仕事帰りらしき人たちがたくさん目の前を通って行ったがこういう取り残されている感覚も一人旅の醍醐味だと思っている。

 

夜行バスの時間も近づいて来たのでまた逆口へ向かうことに。

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次はいつゆっくり来れるかねぇと思いながら最後に撮った京都タワー

歩きながら撮ったので良い感じにブレている。

 

 

 

やはり一人旅は良い。今回は大分知り合いと会ったが。

何が良いか。

よく言われる様に人の数だけ楽しみ方はあるのだろう。

そして何が良いのか聞かれてもあれこれ答えられるが明確に何が良いから一人旅をするのか結論は出せない。

その方が良い気がする。

 

これからも機会を見計らって積極的に色々な所に行ければなと思う。

 

また次の旅の構想を練りながら夜行バスに乗り込んだ。

 

懸念していた夜行バスとの格闘も相当歩き疲れてい為か途中のサービスエリアで起きることもなくぶっ通しで寝続けていた。

 

 

 

翌朝7:00頃に予定より20分程早く最寄り駅である川越駅に着いた。

おかげで一本早いバスに乗れた。

 

夜行バスの中は大分クーラーが効いており体が冷え切っていた為、熱めのシャワーを浴び缶チューハイを飲んだ。

家のベットで泥の様に眠り夕方に目が覚め今回の旅は終了した。

 

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この狭さが良い。

 

 

完。

京都備忘録⑤

前回の続きから。

 

 

西成を離れ通天閣の方に向かった。

 

通天閣をマジマジと眺めたこともなかったのでしばし休憩。

 

 

待ち合わせまでまだ時間があったので目の前にある天王寺動物園い入ることに。

 

園内に入り一人で来ている人間がほとんど居ないことに気づく。

が、久しぶりのデカい動物にテンションは上がる。

 

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サイが大好きであった幼少期を思い出す。

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格好良い。

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たまに二本で立っている奴は怪我でもしているのであろうか。

ただ休憩しているだけなのだろうか。

そもそも一本足で立つことは休憩を挟まねばならないほどキツいことなのだろうか。

そもそも足めっちゃ細いな。

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画像奥にうっすらシマウマが見えると思うが。

来る関西人全て同じリアクションをしていた。

「わーライオンやー」

「あ、でも見て、絶対あのシマウマ狙ってるやん。」

「ほんまやな、絶対あれ狙っとるわ」

「写真撮っとこ」

パシャ。

「あーでも後ろのハルカスがメインみたいになってもうたな」

「ほんまやな」

 

この流れを5組くらい連続でしていくのを手すりに寄りかかりながら見ていた。

可愛い女子が関西弁を喋ることに何故か違和感を抱く関東人は多いはず。萌えるが。

 

閉園が17時だったので1時間程ブラブラして園を出るあたりで待ち合わせ人から連絡が来たのでまた京橋に戻ることに。

 

京橋から大阪城が近いことと俺が大阪城を見たことがないことから歩いて見にいくことに。

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途中大阪城ホールもあったので微妙な距離感でパシャり。

最近この微妙な距離感にハマっている。

 

少し歩き大阪城へ。

 

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近くで見るとデカい。

 

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ライトアップされていて綺麗であった。

 

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もうほぼ見えない距離感でパシャり。

やはりデカい。

 

その後予約していた焼肉を食べに環状線で鶴橋へ。

電車を降りた瞬間焼肉の匂いがすると言われているらしいがその通りであった。

毎日乗り換えとかで使う人には堪らんな。

 

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鶴橋。

雰囲気や路地裏にごちゃっと焼肉屋がある感じ。

何となく新大久保っぽい。

 

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焼肉大吉。

タン塩が美味かった。

 

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念願のサムゲタン

コラーゲンたっぷりなのでお肌のケアにも余念が無い。

 

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調子良さそうだな。

レモンサワーが上手くてご機嫌。

今回摂取したレモンサワーは全て美味かった。

 

たっぷりと食べた後はしばし散歩。

楽天トラベルを使い予約した宿が25時のレイトチェックインのプランだったので缶チューハイ片手にブラブラとしていた。

 

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公園に行ってみたり。

 

そうこうしているうちにお互いの終電が近づいてきたので解散。

玉造駅から通称谷9と呼ばれる谷町九丁目へ。

予定していた25時より1時間程早かったが部屋に案内してもらえた。

 

この日の宿は4000円程度の所楽天ポイントを使いタダに。

平日も激安で有名らしく2000円程度から泊まれるらしい。

普通にラブホテルの一室ぽかったが寝るだけであったので何も気にならず。

アメニティが普通に置いてあるのが嬉しかった。

写真は撮り忘れた。

 

流石に疲れていたのかシャワーを浴びて携帯を充電をした所で寝落ち。

 

三日目終了。

京都備忘録④〜山谷と西成〜

三日目の朝も遅めの起床。

疲れていると眠りも深くなる。

 

 

せっかく平等院鳳凰堂の近くに居るんだし行ってみようかと観光欲が湧いてきたので向かうことに。

 

 

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平等院鳳凰堂の最寄駅である宇治駅まで一駅であったので徒歩で向かうことに。

 

15分程歩き到着。

 

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着いてからずっと曇りだったので快晴に照らされる宇治川がやたらと輝いて見えた。

 

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流石連休中の京都。

異国人に囲まれながら並ぶこと5分程で入場。

「おぉ〜10円玉の景色だなぁ」と最も言われてきたであろう感想を呟きながらぐるっと一周。

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ぐるっと回って意味もなく裏側なども撮ってみる。

 

その後、記念館的な場所に入り昔の平等院鳳凰堂鳳凰に当たる部分の鳥が展示されていたので眺める。

撮影禁止だったので写真はないが10分程見比べていると双方の顔が違うことに気づく。

「あぁ〜顔違うんだなぁ」とまた内容のない感想を呟きながら早々に出た。

観光名所に行ってもいつも満喫出来ている気がしない。

 

 

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人混みに疲れたので綺麗な宇治川を眺めながら1時間ほど小休憩。

こういう何もしていない時間が意外と記憶にずっと残ったりするものだと思っている。

 

この日はとりあえず夜に大阪で知り合いと飯を食うことだけ決まっていたのでそれまで京都にいるか大阪にいるか決めていなかったが朝から何も食っていない故、大阪に移動することに決めた。

京都は飯が少ない。

 

宇治駅から京阪宇治線京阪本線を乗り継ぎ京橋駅へ。

大阪の京橋駅へ来たのは初めてであった。

特に京橋へ来たかったわけではないが京阪線に乗っていると着いたので降りてみた。

 

 

 

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昼から大混雑の安居酒屋がわんさかあり2秒で雰囲気に溶け込んだ。

 

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こういうお店もちゃんとあり。

 

少し昭和っぽい商店街もあり抜き多めの赤羽っぽいなあと思っていた。

どこの地域でも飲む人は飲む。

 

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とりあえず座りたかったので店内で食える形式のたこ焼き屋へ。

大阪来たらたこ焼き。は定番中の定番だがそもそも普段からたこ焼きをほとんど食わないので貴重な機会なのだ。俺にとって。

定番だから食べるのではなく、人生の数少ないたこ焼きを食べる貴重な機会と捉えて食べるべきだよなあと思いながら軽く一杯やり早くも眠くなる。

このままだと満喫か健康ランドにでも行って昼寝タイムを挟んでしまいそうだったので今回のメインイベントをやりに行くことに。

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京都備忘録③

前回の続きから。

 

京都二日目、祇園へ移動した俺は軽くぶらついた後

京都の大学院に通う幼馴染に会い行くべく北野天満宮にバスで向かった。

京都のバスほど慣れないものはないよなぁと案の定迷いながら到着&合流。

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名物の太いうどんを食べながら量少ないねとか言っていたが、どうやら他の人の動向を見る感じ丼とセットで頼むものらしい。

生姜が良いアクセントになっていた。

 

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小雨は降っていたが一応、北野天満宮へも。

毎度、元旦の挨拶などもそうなのだがいつからかこの手のお祈りごとに関しては「お疲れ様です」の一辺倒で押すようにしている。

こんな多くの人に頼まれて神も大変だろうから労うべきというどこかで聞いたことを健気に実行し続けている。

結局「どいつもこいつも私欲を垂れ流しているところ俺だけ労うなんてこれは何か良いことが起こっても良いのではないか」という程度の低い考えが根底にあるので報われることはないだろう。

本当に苦しんでいる人達も居るのだ。

その人達がまず救われれば良いなと本当は考えている。

これはマジだ。下心なし。

 

 

その後はまた雰囲気の良さげな喫茶店へ。

写真撮るの忘れていたが二人ともまだ腹が減っていたのでフルーツサンド等を堪能。

ここでも3時間程。お互いの話が止まらない。コーヒーもつき水のお代わりが増えてきた頃、17時から開く立ち飲み屋があるというので時間を見計らって突入。

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女性が一人でやっておりとても綺麗な立ち飲み屋であった。

レモンサワーと卵焼きが抜群に美味く大満足。

結局3時間程飲み食い散らかし二人で4千円程度。コスパコスパ

 

 

俺はそのままAirbnbで予約しておいた宿へ。

北野天満宮から出町柳までバスで移動をし、京阪本線、京阪宇治線を乗り継ぎ三室戸駅へ。

Airbnbを使うのは今回が初めてだったので少し楽しみにしながら到着。

家の前で家主に電話をし5分程待つと自転車に跨った家主が颯爽と登場。

軽く会話をしたあと部屋に案内してもらった。

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簡易的なワンルームという感じだが清潔なのが良かった。

というか安宿において最も重視すべき点は清潔感があるかどうかだけな気がする。

あと騒音がどの程度か。

 

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二階に部屋が4部屋程あり古民家といった感じ。

当然シャワー等も借りられる。

一泊素泊まりで2000円。

連休中の京都にこの値段で泊まれるだけありがたい。

 

 

幸いなことに俺が泊まった時は特に隣の部屋がうるさいとかもなく快適に過ごせた。

久しぶりに対人と濃密な話し合いをしたのでかなり疲れていたが、スーパーで買ってきた缶チューハイを片手に、土曜だったこともありその週の為替の振り返りと英語の復習をかなりざっくりとし、あとはyoutubeやabemaTV、AVを観るなどして過ごした。

 

どこにいてもある程度習慣化されていることはやり続けるものだなとぼんやり思ったし、iphone一台あれば如何様にも余暇を楽しむことは出来るし、何ならどこにいても一人の時間にやることは自分の部屋に居る時と大して変わらない。

 

動画に飽きたらkindle始め活字に触れ、活字に飽きたら動画に戻る。

合間に考え事、格好良く言えば瞑想を挟み眠気が来るのを待つ。

何事にも代えがたい幸せな時間。

 

どんな相手であろうと俺は人と居続けることに関して2泊3日が限界なので最低でも72時間に1回はこれを挟まないとダメなんだろうなと思う。

 

 

とか考えているうちに入眠。

二日目終了。

牛丼

改めて牛丼について考えている。

 

 

長い海外生活を経て帰国した人の大半が口にする言葉。

「牛丼やばい」

 

 

日本に居てもそれは感じる。

牛丼は最強だ。味、コスパ。最強だ。

 

 

俺は多い時で週に5、6杯ラーメンを食べるが、最近はラーメンも高くなってきているなと感じる。

6〜700円なら安いなと思うレベルだし、大盛りにしたら1000円近く、メニューよっては超えることも少なくない。

 

 

それに比べ牛丼は凄い。

某M屋では味噌汁付きの美味い牛丼が380円で食べれる。

某S家では豚汁に卵も付いてくる牛丼が490円で食べれる。

税込だ。

 

 

先進国と呼ばれる国で500円以下、ドルで言うなら4ドル50セント以下でこれ程の馳走が食える国はあるだろうか。

ないだろう。(ジャンクフードは除く、あれは反則)

 

 

 

卵に紅ショウガと七味と醤油をかけ、かき混ぜ牛丼の上に拡げ、豪快に掻き込む。

間違いなく至福の瞬間である。

 

 

 

物価が安いと言われる東南アジア、例えばタイやベトナムではフォーと呼ばれる美味い汁麺やよく分からないけどなんか美味い炒飯みたいなものや、バインミーと呼ばれるサンドウィッチみたいなものが100〜200円で食べることが出来る。場合によっては100円以下もある。

 

 

しかしだ。

屋台のそれらは大抵量が少ない。

ある程度腹を満たそうと思うのなら2品、ないしはフォーを2杯立て続けに掻き込む必要がある。

そうすると2〜400円かかってくる。

牛丼とあまり変わらなくなってくるのだ。

 

 

ここで考えて欲しいのが物価に対する所得だ。

 

 

タイ、ベトナムを始め東南アジアの国々の経済成長率はとんでもないことになっているのも確かだがそれでも日本に比べたらまだまだ低い水準にある。

 

 

http://www.bk.mufg.jp/report/insasean/AW20170515.pdf

参考までにUFJが今年出していた賃金比較を。

 

 

やはり日本、シンガポール、香港、オーストラリア等が突出しており他は軒並み低水準のままである。

ざっくり言って10分の1であろうか。

スリランカに行った際、食堂で話しかけてきた兄ちゃんも月給は1万5千円〜2万円程と言っていたし、この間オンライン英会話で話したフィリピン人のお姉さんもそれくらいだと言っていた。

 

大卒で何らかの資格を扱える能力を持っていてもだ。

あまり詳しく書きすぎるとキリがないので省くが、経済発展著しいバンコクでも月収10万を超えるにはある程度の経験や年齢、キャリアを重ねないと厳しい部分がある。

 

 

対して日本では特に資格も能力がなくても健康であり、時間さえ提供すれば10万の給与を得ることは難しいことではない。と言うか健康な大人であればそれは容易だ。暇な大学生で達成出来る。

まあその気付きにくい仕組みが資本主義に飲み込まれる序章となっているんじゃねーかと最近は思うのだがそれもまた長くなるので今度。

 

 

大学新卒の平均給与が約20万円。

面接で何となくそれっぽいこと言って茶番を演じれば手にすることが出来る額だ。

当然それまでに学費だ何だと多額の投資をした上でのことではあるのだが。

自ら学費を捻出し続ける学生も少ないだろう。

 

 

つまり親の金で何とかしてもらい、何となく22歳まで過ごしていれば手にすることが出来る額。

20万円。

 

 

俺もその一人だ。

 

 

 

 

何が言いたいか。

俺は恵まれている。

大半の俺たちは恵まれている。

恵まれすぎている。

感謝を忘れてはいけない。

 

 

 

やはりどう考えても牛丼は最強だ。

この世で数少ない覆ることのない真実の一つ。

ありがたい。

いつでも牛丼を気楽に食べることが出来る国でありがとう、日本。

いつでも安価に牛丼を提供してくれる経済大国でありがとう、日本。

ありがたい。多謝。

 

 

いただきます。

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※画像はカツ丼。

京都備忘録②〜ほとんど過去の四国山陰旅行の話〜

二日目の朝は遅めの起床。

 

 

一応早朝の伏見稲荷大社登頂を狙ったが、まだ雨が降っていたので断念した。

申し訳程度に参拝を済ませ、伏見稲荷大社駅へ向かった。

 

京都駅からのアクセスも、降りてからの大社へのアクセスも稲荷駅の方が良いのでいつも稲荷駅を利用していた為、伏見稲荷大社駅にも行ってみようと思ったのが理由だ。

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まあ特に何があるわけでもないが中国のGWと被っていたので中国人がとにかく多かった。思う存分観光して行ってほしい。

 

とか考えていたら目的地とは逆方向に乗ってしまい二駅先の藤森駅で途中下車。

せっかくなのでブラブラとしてみる。

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京都の準田舎の駅といった感じの印象。

旅先で生活感ある場所に行くことが割と好きだったりする。

 

そしてまた目的地へ向かう為、京阪本線に乗り込み。

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祇園四条駅で下車。

うーん、ようやく京都へ来た感が湧いて来た。

鴨川の眺めた後、木屋町の川沿いを歩きながら記憶を辿る。

あーあん時こうだったなぁとか。

あれ、そうだったけとか思いながら。

この時間って最高に良いよね。晴れてたらもっと最高だったね。

 

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曇っているけども。

 

 

 

前回来たのは2年前に友達がやっているバンドの運転手として。

夜にこの祇園通りを通った記憶がやたらと鮮明に残っている。

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2015年10月。丁度2年前のこの景色が印象深い。

 

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そうそう。ここを歩いて行って皆で飯を食いに行ったんだったな。

そんでこの後四条河原町のカプセルホテルに俺だけ行って別れたんだったな。

良いねえ。色々と思い出せて。

 

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ライブ前に銭湯も行ったねぇ。

なんかやたらと皆風邪引いてて結局移ってしまい京都でのライブ中はずっと車の中で寝ていた記憶があるな。

 

その時は次の日にぷらっと観光した後、 西宮にある叔父の家に泊めてもらったんだ。

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良い感じのカフェとかも行ったねぇ。

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何かと駅の写真を撮っているねぇ俺は。

 

次の日は大阪をぷらっとした後、また京都に戻ったんだったねぇ。

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そんで太秦にあるゲストハウスに泊まったんだよな。確か個室で3000円くらいだったかな。

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良いゲストハウスだった。

夜に子連れの知らないお姉さんとタバコ吸ったのも良い思い出だな。

 

そして次の日にまた大阪へ戻り東京から夜行で来た友達と合流したんだった。

我ながらどういうスケジューリングだったんだか。

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レンタカーを借りる場所で合流しようってことで送ったスクショが残ってたけど合流するまでかなり迷った記憶がある。

結局今回大阪寄った時も、あぁここ迷ったなぁとかそう言う思い出が多かった。

 

 

そんでそのままとりあえず海鮮丼食べるかってことで

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朝の市場に来て

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市場とかで食う海鮮丼はいつも以上に上手く感じるよね。

 

 

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でそのまま明石海峡大橋通って淡路島入ったんだよなぁ。

懐かしいぜ。

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運転するのを放棄して明石焼きでヤり出した写真もあった。

 

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淡路町で唯一遊べそうなスポーツセンターに行って結局大分ここで遊んだ。

スポッチャでも良いじゃねえかと思うところだけど旅先で行くのが何とも趣があって良い。

ちなみに今より猫背気味なフォーム。

 

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こいつはこの頃からバッティングを始めた。

こん時は本当何から教えれば良いか分からなかった。

 

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頑張って振り切ってもこの程度。

 

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淡路島は玉葱が主戦力らしく、玉葱を丸々一個食った。

これも美味かった。

 

そしてそのまま大鳴門橋を通って徳島に入り、香川の宿へ。

ちなみ夜の渦潮に死ぬほど興奮している動画もあるが割愛。

山道を華麗なドライビングテクニックで切り抜け

温泉に入り無駄にマッサージしてもらってそのまま就寝。

 

次の日、目覚めると胃からくる熱に無事冒される。

この時期、胃からくる熱に月一くらいで悩まされていたのだけれどあれは何だったのだろう。

多分精神的なものなんだと思うけど。

 

 

 

なんか既に今回の京都備忘録から大分外れ過去旅備忘録になっているが良い機会なのでこのままいかしてもらう。

 

翌日は水曜どうでしょうでも絶賛されていた山田屋へ。

ピークの前に行けたのであまり待たず入れたが凄い人気だった。

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そしてこのうどんが今まで食ったうどんの概念を覆されるほどに美味く終始ビビりながら食べていた。

 

 

そのままその日は運転をこいつに任せ俺は助手席でダウン。

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瀬戸大橋で一瞬テンションが上がるも

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目が覚めると岡山県倉敷に居た。

 

ここ凄い良かった。

城下町と聞いて何となく京都や川越的なものをイメージしていたがまたそれらとは違った雰囲気で抜群に気に入った。

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お腹痛いんじゃなかったのかな。。。

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ぶらぶらと歩き回り可愛い女の子のケツを追い回ししっかり堪能。

 

そしてそのまま京都へ戻る。

凄い移動距離。

 

ナインアワーズという近未来的なカプセルホテルを取っており疲れからシャワーも浴びず撃沈。

 

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前日寝まくった効果もありこの日は大分回復。

京都の街をブラブラし吉田寮等を観光しながら京都駅で行われていた学生の演奏会みたいなものをだらっと観ていた。

 

 

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時代と逆行し続ける吉田寮

ここでしか味わえない雰囲気がある。

 

 

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最後は京都駅前のベローチェで旅の振り返りをし

 

 

 

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帰りは夜行バスに乗る元気もなく普通に新幹線を選択。

大分仕上がった顔になっている。

 

 

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仕上がっている。

 

とまあこんな感じが前回の京都含めた旅行の雑記。

まさしく備忘録っぽい抑揚のない文章が出来上がり満足している。

 

次からはまた今回の続き。