京都備忘録⑤
前回の続きから。
西成を離れ通天閣の方に向かった。
通天閣をマジマジと眺めたこともなかったのでしばし休憩。
待ち合わせまでまだ時間があったので目の前にある天王寺動物園い入ることに。
園内に入り一人で来ている人間がほとんど居ないことに気づく。
が、久しぶりのデカい動物にテンションは上がる。
サイが大好きであった幼少期を思い出す。
格好良い。
たまに二本で立っている奴は怪我でもしているのであろうか。
ただ休憩しているだけなのだろうか。
そもそも一本足で立つことは休憩を挟まねばならないほどキツいことなのだろうか。
そもそも足めっちゃ細いな。
画像奥にうっすらシマウマが見えると思うが。
来る関西人全て同じリアクションをしていた。
「わーライオンやー」
「あ、でも見て、絶対あのシマウマ狙ってるやん。」
「ほんまやな、絶対あれ狙っとるわ」
「写真撮っとこ」
パシャ。
「あーでも後ろのハルカスがメインみたいになってもうたな」
「ほんまやな」
この流れを5組くらい連続でしていくのを手すりに寄りかかりながら見ていた。
可愛い女子が関西弁を喋ることに何故か違和感を抱く関東人は多いはず。萌えるが。
閉園が17時だったので1時間程ブラブラして園を出るあたりで待ち合わせ人から連絡が来たのでまた京橋に戻ることに。
京橋から大阪城が近いことと俺が大阪城を見たことがないことから歩いて見にいくことに。
途中大阪城ホールもあったので微妙な距離感でパシャり。
最近この微妙な距離感にハマっている。
少し歩き大阪城へ。
近くで見るとデカい。
ライトアップされていて綺麗であった。
もうほぼ見えない距離感でパシャり。
やはりデカい。
その後予約していた焼肉を食べに環状線で鶴橋へ。
電車を降りた瞬間焼肉の匂いがすると言われているらしいがその通りであった。
毎日乗り換えとかで使う人には堪らんな。
鶴橋。
雰囲気や路地裏にごちゃっと焼肉屋がある感じ。
何となく新大久保っぽい。
焼肉大吉。
タン塩が美味かった。
念願のサムゲタン。
コラーゲンたっぷりなのでお肌のケアにも余念が無い。
調子良さそうだな。
レモンサワーが上手くてご機嫌。
今回摂取したレモンサワーは全て美味かった。
たっぷりと食べた後はしばし散歩。
楽天トラベルを使い予約した宿が25時のレイトチェックインのプランだったので缶チューハイ片手にブラブラとしていた。
公園に行ってみたり。
そうこうしているうちにお互いの終電が近づいてきたので解散。
玉造駅から通称谷9と呼ばれる谷町九丁目へ。
予定していた25時より1時間程早かったが部屋に案内してもらえた。
この日の宿は4000円程度の所楽天ポイントを使いタダに。
平日も激安で有名らしく2000円程度から泊まれるらしい。
普通にラブホテルの一室ぽかったが寝るだけであったので何も気にならず。
アメニティが普通に置いてあるのが嬉しかった。
写真は撮り忘れた。
流石に疲れていたのかシャワーを浴びて携帯を充電をした所で寝落ち。
三日目終了。
京都備忘録④〜山谷と西成〜
三日目の朝も遅めの起床。
疲れていると眠りも深くなる。
せっかく平等院鳳凰堂の近くに居るんだし行ってみようかと観光欲が湧いてきたので向かうことに。
平等院鳳凰堂の最寄駅である宇治駅まで一駅であったので徒歩で向かうことに。
15分程歩き到着。
着いてからずっと曇りだったので快晴に照らされる宇治川がやたらと輝いて見えた。
流石連休中の京都。
異国人に囲まれながら並ぶこと5分程で入場。
「おぉ〜10円玉の景色だなぁ」と最も言われてきたであろう感想を呟きながらぐるっと一周。
ぐるっと回って意味もなく裏側なども撮ってみる。
その後、記念館的な場所に入り昔の平等院鳳凰堂の鳳凰に当たる部分の鳥が展示されていたので眺める。
撮影禁止だったので写真はないが10分程見比べていると双方の顔が違うことに気づく。
「あぁ〜顔違うんだなぁ」とまた内容のない感想を呟きながら早々に出た。
観光名所に行ってもいつも満喫出来ている気がしない。
人混みに疲れたので綺麗な宇治川を眺めながら1時間ほど小休憩。
こういう何もしていない時間が意外と記憶にずっと残ったりするものだと思っている。
この日はとりあえず夜に大阪で知り合いと飯を食うことだけ決まっていたのでそれまで京都にいるか大阪にいるか決めていなかったが朝から何も食っていない故、大阪に移動することに決めた。
京都は飯が少ない。
大阪の京橋駅へ来たのは初めてであった。
特に京橋へ来たかったわけではないが京阪線に乗っていると着いたので降りてみた。
昼から大混雑の安居酒屋がわんさかあり2秒で雰囲気に溶け込んだ。
こういうお店もちゃんとあり。
少し昭和っぽい商店街もあり抜き多めの赤羽っぽいなあと思っていた。
どこの地域でも飲む人は飲む。
とりあえず座りたかったので店内で食える形式のたこ焼き屋へ。
大阪来たらたこ焼き。は定番中の定番だがそもそも普段からたこ焼きをほとんど食わないので貴重な機会なのだ。俺にとって。
定番だから食べるのではなく、人生の数少ないたこ焼きを食べる貴重な機会と捉えて食べるべきだよなあと思いながら軽く一杯やり早くも眠くなる。
このままだと満喫か健康ランドにでも行って昼寝タイムを挟んでしまいそうだったので今回のメインイベントをやりに行くことに。
続きを読む京都備忘録③
前回の続きから。
京都二日目、祇園へ移動した俺は軽くぶらついた後
京都の大学院に通う幼馴染に会い行くべく北野天満宮にバスで向かった。
京都のバスほど慣れないものはないよなぁと案の定迷いながら到着&合流。
名物の太いうどんを食べながら量少ないねとか言っていたが、どうやら他の人の動向を見る感じ丼とセットで頼むものらしい。
生姜が良いアクセントになっていた。
小雨は降っていたが一応、北野天満宮へも。
毎度、元旦の挨拶などもそうなのだがいつからかこの手のお祈りごとに関しては「お疲れ様です」の一辺倒で押すようにしている。
こんな多くの人に頼まれて神も大変だろうから労うべきというどこかで聞いたことを健気に実行し続けている。
結局「どいつもこいつも私欲を垂れ流しているところ俺だけ労うなんてこれは何か良いことが起こっても良いのではないか」という程度の低い考えが根底にあるので報われることはないだろう。
本当に苦しんでいる人達も居るのだ。
その人達がまず救われれば良いなと本当は考えている。
これはマジだ。下心なし。
その後はまた雰囲気の良さげな喫茶店へ。
写真撮るの忘れていたが二人ともまだ腹が減っていたのでフルーツサンド等を堪能。
ここでも3時間程。お互いの話が止まらない。コーヒーもつき水のお代わりが増えてきた頃、17時から開く立ち飲み屋があるというので時間を見計らって突入。
女性が一人でやっておりとても綺麗な立ち飲み屋であった。
レモンサワーと卵焼きが抜群に美味く大満足。
結局3時間程飲み食い散らかし二人で4千円程度。コスパコスパ。
俺はそのままAirbnbで予約しておいた宿へ。
北野天満宮から出町柳までバスで移動をし、京阪本線、京阪宇治線を乗り継ぎ三室戸駅へ。
Airbnbを使うのは今回が初めてだったので少し楽しみにしながら到着。
家の前で家主に電話をし5分程待つと自転車に跨った家主が颯爽と登場。
軽く会話をしたあと部屋に案内してもらった。
簡易的なワンルームという感じだが清潔なのが良かった。
というか安宿において最も重視すべき点は清潔感があるかどうかだけな気がする。
あと騒音がどの程度か。
二階に部屋が4部屋程あり古民家といった感じ。
当然シャワー等も借りられる。
一泊素泊まりで2000円。
連休中の京都にこの値段で泊まれるだけありがたい。
幸いなことに俺が泊まった時は特に隣の部屋がうるさいとかもなく快適に過ごせた。
久しぶりに対人と濃密な話し合いをしたのでかなり疲れていたが、スーパーで買ってきた缶チューハイを片手に、土曜だったこともありその週の為替の振り返りと英語の復習をかなりざっくりとし、あとはyoutubeやabemaTV、AVを観るなどして過ごした。
どこにいてもある程度習慣化されていることはやり続けるものだなとぼんやり思ったし、iphone一台あれば如何様にも余暇を楽しむことは出来るし、何ならどこにいても一人の時間にやることは自分の部屋に居る時と大して変わらない。
動画に飽きたらkindle始め活字に触れ、活字に飽きたら動画に戻る。
合間に考え事、格好良く言えば瞑想を挟み眠気が来るのを待つ。
何事にも代えがたい幸せな時間。
どんな相手であろうと俺は人と居続けることに関して2泊3日が限界なので最低でも72時間に1回はこれを挟まないとダメなんだろうなと思う。
とか考えているうちに入眠。
二日目終了。
牛丼
改めて牛丼について考えている。
長い海外生活を経て帰国した人の大半が口にする言葉。
「牛丼やばい」
日本に居てもそれは感じる。
牛丼は最強だ。味、コスパ。最強だ。
俺は多い時で週に5、6杯ラーメンを食べるが、最近はラーメンも高くなってきているなと感じる。
6〜700円なら安いなと思うレベルだし、大盛りにしたら1000円近く、メニューよっては超えることも少なくない。
それに比べ牛丼は凄い。
某M屋では味噌汁付きの美味い牛丼が380円で食べれる。
某S家では豚汁に卵も付いてくる牛丼が490円で食べれる。
税込だ。
先進国と呼ばれる国で500円以下、ドルで言うなら4ドル50セント以下でこれ程の馳走が食える国はあるだろうか。
ないだろう。(ジャンクフードは除く、あれは反則)
卵に紅ショウガと七味と醤油をかけ、かき混ぜ牛丼の上に拡げ、豪快に掻き込む。
間違いなく至福の瞬間である。
物価が安いと言われる東南アジア、例えばタイやベトナムではフォーと呼ばれる美味い汁麺やよく分からないけどなんか美味い炒飯みたいなものや、バインミーと呼ばれるサンドウィッチみたいなものが100〜200円で食べることが出来る。場合によっては100円以下もある。
しかしだ。
屋台のそれらは大抵量が少ない。
ある程度腹を満たそうと思うのなら2品、ないしはフォーを2杯立て続けに掻き込む必要がある。
そうすると2〜400円かかってくる。
牛丼とあまり変わらなくなってくるのだ。
ここで考えて欲しいのが物価に対する所得だ。
タイ、ベトナムを始め東南アジアの国々の経済成長率はとんでもないことになっているのも確かだがそれでも日本に比べたらまだまだ低い水準にある。
参考までにUFJが今年出していた賃金比較を。
やはり日本、シンガポール、香港、オーストラリア等が突出しており他は軒並み低水準のままである。
ざっくり言って10分の1であろうか。
スリランカに行った際、食堂で話しかけてきた兄ちゃんも月給は1万5千円〜2万円程と言っていたし、この間オンライン英会話で話したフィリピン人のお姉さんもそれくらいだと言っていた。
大卒で何らかの資格を扱える能力を持っていてもだ。
あまり詳しく書きすぎるとキリがないので省くが、経済発展著しいバンコクでも月収10万を超えるにはある程度の経験や年齢、キャリアを重ねないと厳しい部分がある。
対して日本では特に資格も能力がなくても健康であり、時間さえ提供すれば10万の給与を得ることは難しいことではない。と言うか健康な大人であればそれは容易だ。暇な大学生で達成出来る。
まあその気付きにくい仕組みが資本主義に飲み込まれる序章となっているんじゃねーかと最近は思うのだがそれもまた長くなるので今度。
大学新卒の平均給与が約20万円。
面接で何となくそれっぽいこと言って茶番を演じれば手にすることが出来る額だ。
当然それまでに学費だ何だと多額の投資をした上でのことではあるのだが。
自ら学費を捻出し続ける学生も少ないだろう。
つまり親の金で何とかしてもらい、何となく22歳まで過ごしていれば手にすることが出来る額。
20万円。
俺もその一人だ。
何が言いたいか。
俺は恵まれている。
大半の俺たちは恵まれている。
恵まれすぎている。
感謝を忘れてはいけない。
やはりどう考えても牛丼は最強だ。
この世で数少ない覆ることのない真実の一つ。
ありがたい。
いつでも牛丼を気楽に食べることが出来る国でありがとう、日本。
いつでも安価に牛丼を提供してくれる経済大国でありがとう、日本。
ありがたい。多謝。
いただきます。
※画像はカツ丼。
京都備忘録②〜ほとんど過去の四国山陰旅行の話〜
二日目の朝は遅めの起床。
一応早朝の伏見稲荷大社登頂を狙ったが、まだ雨が降っていたので断念した。
申し訳程度に参拝を済ませ、伏見稲荷大社駅へ向かった。
京都駅からのアクセスも、降りてからの大社へのアクセスも稲荷駅の方が良いのでいつも稲荷駅を利用していた為、伏見稲荷大社駅にも行ってみようと思ったのが理由だ。
まあ特に何があるわけでもないが中国のGWと被っていたので中国人がとにかく多かった。思う存分観光して行ってほしい。
とか考えていたら目的地とは逆方向に乗ってしまい二駅先の藤森駅で途中下車。
せっかくなのでブラブラとしてみる。
京都の準田舎の駅といった感じの印象。
旅先で生活感ある場所に行くことが割と好きだったりする。
そしてまた目的地へ向かう為、京阪本線に乗り込み。
祇園四条駅で下車。
うーん、ようやく京都へ来た感が湧いて来た。
鴨川の眺めた後、木屋町の川沿いを歩きながら記憶を辿る。
あーあん時こうだったなぁとか。
あれ、そうだったけとか思いながら。
この時間って最高に良いよね。晴れてたらもっと最高だったね。
曇っているけども。
前回来たのは2年前に友達がやっているバンドの運転手として。
夜にこの祇園通りを通った記憶がやたらと鮮明に残っている。
2015年10月。丁度2年前のこの景色が印象深い。
そうそう。ここを歩いて行って皆で飯を食いに行ったんだったな。
そんでこの後四条河原町のカプセルホテルに俺だけ行って別れたんだったな。
良いねえ。色々と思い出せて。
ライブ前に銭湯も行ったねぇ。
なんかやたらと皆風邪引いてて結局移ってしまい京都でのライブ中はずっと車の中で寝ていた記憶があるな。
その時は次の日にぷらっと観光した後、 西宮にある叔父の家に泊めてもらったんだ。
良い感じのカフェとかも行ったねぇ。
何かと駅の写真を撮っているねぇ俺は。
次の日は大阪をぷらっとした後、また京都に戻ったんだったねぇ。
そんで太秦にあるゲストハウスに泊まったんだよな。確か個室で3000円くらいだったかな。
良いゲストハウスだった。
夜に子連れの知らないお姉さんとタバコ吸ったのも良い思い出だな。
そして次の日にまた大阪へ戻り東京から夜行で来た友達と合流したんだった。
我ながらどういうスケジューリングだったんだか。
レンタカーを借りる場所で合流しようってことで送ったスクショが残ってたけど合流するまでかなり迷った記憶がある。
結局今回大阪寄った時も、あぁここ迷ったなぁとかそう言う思い出が多かった。
そんでそのままとりあえず海鮮丼食べるかってことで
朝の市場に来て
市場とかで食う海鮮丼はいつも以上に上手く感じるよね。
でそのまま明石海峡大橋通って淡路島入ったんだよなぁ。
懐かしいぜ。
運転するのを放棄して明石焼きでヤり出した写真もあった。
淡路町で唯一遊べそうなスポーツセンターに行って結局大分ここで遊んだ。
スポッチャでも良いじゃねえかと思うところだけど旅先で行くのが何とも趣があって良い。
ちなみに今より猫背気味なフォーム。
こいつはこの頃からバッティングを始めた。
こん時は本当何から教えれば良いか分からなかった。
頑張って振り切ってもこの程度。
淡路島は玉葱が主戦力らしく、玉葱を丸々一個食った。
これも美味かった。
そしてそのまま大鳴門橋を通って徳島に入り、香川の宿へ。
ちなみ夜の渦潮に死ぬほど興奮している動画もあるが割愛。
山道を華麗なドライビングテクニックで切り抜け
温泉に入り無駄にマッサージしてもらってそのまま就寝。
次の日、目覚めると胃からくる熱に無事冒される。
この時期、胃からくる熱に月一くらいで悩まされていたのだけれどあれは何だったのだろう。
多分精神的なものなんだと思うけど。
なんか既に今回の京都備忘録から大分外れ過去旅備忘録になっているが良い機会なのでこのままいかしてもらう。
翌日は水曜どうでしょうでも絶賛されていた山田屋へ。
ピークの前に行けたのであまり待たず入れたが凄い人気だった。
そしてこのうどんが今まで食ったうどんの概念を覆されるほどに美味く終始ビビりながら食べていた。
そのままその日は運転をこいつに任せ俺は助手席でダウン。
瀬戸大橋で一瞬テンションが上がるも
ここ凄い良かった。
城下町と聞いて何となく京都や川越的なものをイメージしていたがまたそれらとは違った雰囲気で抜群に気に入った。
お腹痛いんじゃなかったのかな。。。
ぶらぶらと歩き回り可愛い女の子のケツを追い回ししっかり堪能。
そしてそのまま京都へ戻る。
凄い移動距離。
ナインアワーズという近未来的なカプセルホテルを取っており疲れからシャワーも浴びず撃沈。
前日寝まくった効果もありこの日は大分回復。
京都の街をブラブラし吉田寮等を観光しながら京都駅で行われていた学生の演奏会みたいなものをだらっと観ていた。
時代と逆行し続ける吉田寮。
ここでしか味わえない雰囲気がある。
最後は京都駅前のベローチェで旅の振り返りをし
帰りは夜行バスに乗る元気もなく普通に新幹線を選択。
大分仕上がった顔になっている。
仕上がっている。
とまあこんな感じが前回の京都含めた旅行の雑記。
まさしく備忘録っぽい抑揚のない文章が出来上がり満足している。
次からはまた今回の続き。
京都備忘録①
2017年10月6日〜10月10日まで
先週の金曜日から今週の火曜日まで
京都、大阪に行ってました。
自分の中では逃げの旅。
一回逃げようの旅。
今回の旅中も思ったがこの間来た時は〜とか、あれこの間じゃなかったけとか、やはり何年も経つと色々忘れるので今の内に備忘録を。
因みに備忘録でも忘備録でもどっちでも良いらしい。
特に何があった訳でもないのでおそらくつまらないと思います。
10/06(金)
まず旅をするにあたって考える所が行く手段。
東京〜京都間で考えられるのは新幹線、バス、飛行機、電車(鈍行)、ヒッチハイク、etc...
飛行機は諸事情により乗れないし、ヒッチハイクも1人でやり続けるメンタルが保たないし、電車(鈍行)もまぁ経済的だけど遅いし。。。
で、選択肢は新幹線かバス(夜行)の二択に。
まぁどっちでも良いんだけどなーとか思いながら新幹線も夜行バスも時期的に大して値段に相違がないことが判明。
夜行バスに関しては何度もヤられている為、特に行きはなるべく使いたくなかったのですんなり新幹線(ぷらっとこだま)に乗ることに決めた。
東京〜京都までグリーン席で12000円。お安い。
ということで金曜日は早々に仕事を切り上げ14:56東京駅発のぷらっとこだまに乗り込んだ。
何となく東京駅も撮っといた。
ぷらっとこだまのグリーン席。
充分寛げて快適であった。
ちなみにぷらっとこだまにはドリンク券も付いてくるのでお得感は更に増す。
駅のキオスク等でストロングゼロやプレモルといったスタメン選手と交換可能。
横の席の女は発車早々ストロングゼロをヤり始め早々に寝始めた。
通常、のぞみやひかり等を使えば2時間弱で着くであろう道程だがこだまは3時間半。
しかし貰ったドリンクチケットで早々に寝てしまえばあっという間に着くでしょという素晴らしい心遣い。凄いぞぷらっとこだま。
ちなみに喫煙席、禁煙席と選べたが別にそんなずっとタバコを吸っているわけでもないので禁煙席にしておいた。
喫煙所に行く感覚でタバコを吸う時だけ喫煙席に移動した。
禁煙席も席はまばらに空いていたが喫煙席はガラガラであった。
そうこうしているうちに俺も自分で買ったレモンサワーと貰ったプレモルで無事撃沈しほぼ寝て過ごした。
東京駅を出発し、3時間半。時間通り18:34に京都駅へ着いた。
今回で数えること5回目。
今回到着時は生憎の雨であったが昼もろくに取っておらずとにかく腹が減っていたので新福菜館本店へ。
確か前々回初めて一人で来た2014年に深夜バスで帰る前に食べた記憶がある。
当時も雨が降っていた。気がする。
駅から単調な道のりなのでうる覚えでもたどり着いた。
立ち並びで5、6人程いたが入れ替えに時間だったらしくすぐに入れた。
小ラーメンと焼き飯。1100円。
焼き飯は勿論ラーメンすらとにかく焼いた味がする。美味い。
スープがビシャビシャでくるのも嬉しい。当然飲み干さない。
ちなみに東京でも全然食えるが食ったことはない。
あえて京都へ来た時に食べる物だとしといた方が自分にとって特別感が出て良いのかもしれない。
混んでいたので速攻で食べ終え京都駅から奈良線で稲荷駅へ。約5分。
着いたのは言うまでもなく伏見稲荷大社。
何年だか連続で外人が訪れる観光スポット第一位に輝いているらしい。
確かに千本鳥居の中歩き進んでいる時のあの感覚には圧倒される。
ここも2014年に当時の彼女と来て以来毎回来ている気がする。
そう。思い出した。
当時ここの千本鳥居を奥まで進んでみたかったのだが彼女がいた手前断念せざるを得なくそれでその半年後に一人で来たんだった。一人で来始めたきっかけを思い出した。
2014年10月。念願の頂上まで登れた時。なんだこの顔。
今回の目的は宿泊。
実はここ伏見稲荷大社には参集殿と呼ばれる簡易宿泊施設が隣接されており一泊3千円から寝泊まりが出来るらしいとの情報を掴んでいた俺はすぐに電話予約をし部屋を取っておいてもらった。
連休前で混んでいる時期だったので大部屋しか空いてませんよ?と伝えられていたが空きが出たらしく個室に案内された。直接前払いで税込3400円くらい。お安い。
領収書と一緒にこんな案内紙を渡される。
着いた時はもう20時近かったのですぐに風呂へ入った。
写真は撮り忘れたが綺麗な大浴場であった。
案内された部屋はこんな感じ。
簡素な和室といった感じでとても過ごしやすかった。
為替をやったりテレビで本音でハシゴ酒を観たりyoutubeを観たり英単語帳を眺めてみたりといつも通り過ごしてその日は寝た。
前情報で門限が22時だと知っていたので稲荷駅近くのコンビニで酒類は買っておいたが参集殿の中にも酒の自販機は置いてあった。
この坂道の右側に参集殿はある。
本当は夜に一人で伏見稲荷の頂上まで震えながら登りたかったのだがまぁまぁの雨だったので断念した。次回の楽しみにしておこうと思う。
部屋からも夜の伏見稲荷大社は見える。
あまりにすんなりと日常からきたためか、流石に京都に慣れてきたのかあまり旅感も湧かずに初日は終了。
9月病
なんでもかんでも〜月病とつけるなと思う。
なんかちょっとどこか悪いからってすぐ月のせいにするのはどうかと思う。
そして俺は絶賛9月病中だ。
もう4年目。今年で9月病歴4年目。
21の年から始まり毎年9月に自分の中のバイオリズムが底辺へ沈む。
去年の10月頃〜今年の8月頃までバイオリズム的にはかなり調子良かったので「あれ、今年大丈夫なんじゃねーのかな」と思い始めた頃からなんか気分が浮かなくなってきた。
夏〜秋にかけての精神調整が全然上手くいかない。
そして旅の計画を立てる。
毎年9月頃に「逃げ」の旅の計画を立て始め持ち直してくる10.11月頃に1人旅に行く。
今年も例に漏れず計画を立てていた。
「逃げ」の旅。
これがないと諸々キツい。
ちなみに俺の中で「旅」と「旅行」はなんとなく違うものとして捉えている。
自分の裁量がほとんどを占めているのが「旅」。
他人の意思も入っているのが「旅行」。
そうなると必然的に家族や彼女、友達と行くのは「旅行」になるし、1人で行くのは「旅」となる。
どちらも好きだ。
ただこの時期はやはり「旅」の計画を立てずにはいられない。
計画を立てている時から既に「旅」は始まっているんじゃないかと思う。
既に楽しい。
なんやかんやしてこの夏から秋への移行がもたらす9月病を乗り切っている。
それにしても気分が晴れない。